A3! 備忘録

基本的に自分用

SSR【Now Playing…】碓氷 真澄

 

 

 

レアリティ

属性

最大レベル

開花0:80

開花1:90

開花2:100

超開花:110

所属

キャラクター名 碓氷 真澄
カード名 Now Playing…
主演スキル ラブソングが歌いたい
アドリブスキル

振り向かせてみせる

バクステ 嫉妬心にご用心
ミニキャラ

開花前



開花後

言葉は惜しまないつもり。でも、歌にしたらもっと

アンタに伝わるのかなって……そんなことを考えてた

 

初期値

1129

1525

1921

 

 

バクステを読む(1/3)

『嫉妬心にご用心/1』

 

登場人物

監督(いづみ)

 

 

稽古場

真澄 『この先へ、共に行こう』
いづみ

ーーよし。

区切りもいいし、ちょっと休憩しようか。

シトロン おつかれダヨー。
真澄 さっきのセリフ、どうだった?
いづみ

すごく良かったよ! 最初の頃より、ずっと感情がのってて

仕草もばっちりだったし。 

真澄 ……アンタに喜んでもらいたくて、練習した。
天馬 真澄は本当に監督が好きだな。
一成

てかてかー、まっすーだけずるない?

オレもカントクちゃんに稽古みてもらいたいんですけど!

真澄 うざい。
シトロン カズもカントクによく猪八戒かけてるヨ!

ちょっかい。

っていうか、猪八戒知ってる方がすごいだろ。

シトロン マスミは、カントクのドコが好きネ?
真澄 すべて。
天馬 即答かよ。
真澄 一目見たときから、全部好き。
見事って言いたくなるレベルだな。
シトロン

スバラシイネ! これが愛!

アガちゃんペッ! ダヨ。

アガペー、かな。
いづみ

えーっと、できればそういう話は

私がいないところでしてほしいんだけどーー。

一成

オレもまっすーに負けないくらい、

カントクちゃんのこと好きなんだけどなー?

真澄 俺の気持ちに敵うわけない。
一成 いやいや、オレの方がマジビッグラブだかんね!
シトロン

コレは負けてられないヨ。

ワタシもサンサンするしかないネ!

参戦?
シトロン

それダヨ。

ワタシのホットなハートはお日様サンサンネ!

いづみ ……誰も私の話を聞いてくれない。

 

ビロードウェイ

いづみ

よし、新作のチラシも貼ったし。次はお店へのチラシ配りと、

できれば駅前でも配布したいけどーー。

??? あれ、いづみ?
いづみ え?
??? やっぱり! 久しぶりだな、俺のこと覚えてる?
いづみ 風野くん! 久しぶり。
風野

昔、同じ劇団に所属してたとき以来だもんなあ。

いづみ、全然変わってないな。

いづみ

それを言うなら、風野くんも変わってないけどね。

今も芝居続けてるの?

風野

ああ。このへんの劇団じゃないんだけどな。よく観劇に来て

勉強させてもらってるよ。それ、劇団のチラシだろ?

いづみ うん。今はここの劇場にいるんだ。
風野 へえ、MANKAIカンパニーか! 最近よく名前聞くよ。
いづみ 本当?
いづみ (嬉しいな。知名度も上げってきたのかも)
風野 いづみも芝居続けてるみたいで安心したよ。
いづみ 今は役者っていうより、演出家の方なんだけどーー。

 

天鵞絨駅

風野

駅まで送ってもらって悪いな。

いろいろ話せて良かったー。また今度、ゆっくり来るからさ。

いづみ

うん。

MANKAIカンパニーの公演も良かったら観に来てね。

風野 ああ。じゃあまた!

 

談話室

いづみ ただいまー。

あ、監督。おかえりっす。

今日も夕食はカレーっすか?

いづみ もちろん! 準備するから待ってて。
俺も手空いてるんで、手伝いますよ。
真澄 …………。
いづみ あれ? 真澄くんも帰ってたんだ。
真澄 …………。
いづみ ーーどうかした?
真澄 ……別に。

あ、おい真澄!

すぐ夕食だぞ!

いづみ ……?
いづみ (真澄くん、どうしたんだろう)
バクステを読む(2/3)

『嫉妬心にご用心/2』

 

登場人物

監督(いづみ)

 

 

稽古場

いづみ

真澄くん! さっきのシーンのセリフの言い回し、

感情がこもっててばっちりだったよ。

真澄 …………。
いづみ (……また無視されちゃった)
一成

ちょちょ、カントクちゃん!

なんかまっすーおかしくない?

いづみ

それが……昼間からあんな感じで。

話しかけても反応してくれないんだよね。 

天馬 あの真澄が、監督を避けるなんてな。
明日は雨か雪か、それとも槍?
 一成 マジで槍でも降んじゃね? 何かあったんかねー。
天馬 オレが知るわけないだろ。本人に聞けよ。
とは言ってもあの感じじゃ、何も教えてくれなそうだけど。
天馬 明日になったら、コロッと忘れて態度戻るんじゃないか。
いづみ うーん、だといいんだけど。
一成

甘いな、テンテン!

まっすーはそんな軽い男じゃないよん。 

天馬 お前は真澄の何を知ってるんだよ。
いづみ

(やっぱり真澄くん、いつもと違うよね。

みんなも気付いてるみたいだし……)

…………。

 

談話室

いづみ ねえ、真澄くんーー。
真澄 …………。
いづみ (やっぱりダメか……。私、何かしたかな)
…………。

カントク。今日はカレーの食材を買いだめるって

言ってましたよね?

いづみ え? そんな話はーー。
言ってましたよね?
いづみ は、はい。
いづみ (紬さんの笑顔が怖い……)

荷物も多くなるだろうし、手伝いたいんですけど

残念ながら俺は今から用事があって。

ということで真澄くん。

カントクの買い出し、手伝ってあげてくれるかな。

真澄 !?
いづみ え!?
真澄 なんで、俺がーー。
真澄くん、行ってくれるよね?
真澄 ……。
いづみ (もしかして紬さん、気を遣ってくれてるのかな)

 

ビロードウェイ

いづみ 買い出し、付き合ってくれてありがとう。
真澄 …………。
いづみ

(紬さんが送り出してくれたのはいいけど、

相変わらず話してくれない……)

いづみ えっと……荷物、重くない?
真澄 …………。
いづみ 春組のみんなの演技も仕上がってきたし、次の公演、楽しみだね。
真澄 …………。
いづみ (うーん、やっぱりこのままじゃダメだ。ちゃんと話さないと)
いづみ あの、真澄くんーー。
風野 あ、いづみ!
いづみ 風野くん?
真澄 ……!
風野

よかった。

ここに来たら会えるかなって、ちょっと思ってたんだ。

真澄 …………。
風野 そっちは劇団の子?
いづみ あ……うん。うちの劇団のーー。
真澄 ……っ。
いづみ 真澄くん!?
風野 え? どうしたの?
いづみ ごめん、風野くん。また連絡する!

 

天鵞絨駅

いづみ (どうしよう、見失った……)
いづみ 真澄くん、本当にどうしちゃったんだろう……。

 

談話室

あれ? お早いご帰宅だね。
いづみ

あ、東さん!

あの、真澄くんって帰ってませんか>

真澄? 帰ってきてないと思うけど。
……見てない。
ていうか、さっき監督と一緒に出かけたんじゃなかった?
いづみ

やっぱり、まだ戻ってきてないんだ。

……すみません、私、もう一度出かけてきます!

……?
何あれ。何かあったわけ?

そうみたいだね。いつもは追う方が追われる方に、

追われる方が追う方に、か。ふふっ。

バクステを読む(3/3)

『嫉妬心にご用心/3』

 

登場人物

監督(いづみ)

 

 

ビロードウェイ

いづみ 真澄くん、どこ行っちゃったんだろう……。
いづみ (あと探してないのは……劇場?)

 

MANKAI劇場

いづみ やっぱり……。鍵が開いてる。

 

客席

真澄 …………。
いづみ (いた……真澄くんだ)
いづみ 真澄くん、ここにいたんだ。
真澄 ーー!
いづみ いきなり走って行っちゃうから、びっくりしたよ。
真澄 …………。
いづみ

私、真澄くんに何かしたかな。

気付かないで、何かしちゃってたらごめん。

真澄 …………。
真澄 ……アンタ、あいつのこと、好きなんだろ。
いづみ

え?

あいつって誰のこと?

真澄

さっきのあいつ。

アンタ、この前も楽しそうに話してた。

いづみ この前って……。
いづみ (もしかして、ビロードウェイで風野くんと再会したとき?)
真澄 ……。
いづみ

(そっか。真澄くん、こないだ私が風野くんといたの、

見てたんだ。それでーー)

いづみ

えっと……風野くんのことだよね。

昔の知り合いで、同じ劇団に所属してたの。

いづみ だから、全然そういうのじゃないよ。
真澄 嘘つかなくていい。
いづみ 嘘じゃない。
真澄 だって、あいつ、アンタのこと名前で呼んでた。
いづみ 風野くんは私だけじゃなくて、みんなのこと名前で呼ぶから。
真澄 ……さっき会ったときだって、すごく嬉しそうだった。
いづみ

MANKAIカンパニーのこと、気になってるって

言ってくれてたし。それでじゃないかな。

真澄 …………。
真澄 ーー本当に、あいつのこと好きじゃない?
いづみ うん。そういう感情はないから。
真澄 ほんとに?
いづみ ほんと。
真澄 ……良かった。
いづみ ま、真澄くん?
真澄

アンタにこうして触れて……嬉しい。

安心する。

いづみ (もしかしなくても、抱き締められてる……?)
真澄

アンタがあいつのこと好きなのかもって……

俺、ずっと胸が苦しくて、たまらなかった。

真澄 アンタに見捨てられたら、生きていけない……。
いづみ ……大げさだよ。
真澄 大げさじゃない。
いづみ (肩に擦り寄る真澄くんの髪が触れて……くすぐったい)

 

よしよし
いづみ ーーよしよし。
真澄

……アンタに頭撫でられるの、気持ちいい。

もっとして。

いづみ 仕方ないなあ……。今日だけだからね。
私も寂しかったよ
いづみ 私も、真澄くんと話せなくて寂しかったよ。
真澄 ほんとに?
いづみ

いつもは何も言わなくても話しかけてくれるのに

声をかけても返事してくれなかったから。

真澄 ーー。
真澄

……アンタが他のやつのものになったと思ったら、

目の前が暗くなった。

真澄 いつもどうやって話してたのか、わからなくなった。
真澄 顔を見たらもっとダメになると思って、近くにも行けなくて。
真澄 アンタがまだ誰のものにもなってなくて、ほんとに良かった。
真澄 俺はアンタのことがやっぱり好きだって……改めて思った。
いづみ ーーそっか。ありがとう。

 

いづみ でも本当に、今は恋人とか考えられないから。
真澄 ダメ。一生作らないで。
いづみ えー……そう言われると困るなぁ。
真澄 アンタには俺がいる。それで充分。
いづみ ……うん、まあ、今はそれでもいっか。
真澄 ……ふふ。

 

談話室

あ、おかえり。
いづみ ただいま。 
無事に合流できたみたいだね。良かった。
いづみ

遅くなってしまってすみません。

急いで夕食の準備しますね。 

真澄 手伝う。
いづみ いいの? ありがとう。
真澄

お礼なんていらない。アンタといたいだけだから。

何でも言って。アンタのためなら何でもする。

おやおや、情熱的だね。
なんかサイコストーカーっぷりが悪化してない?
一成 ただいま〜!
一成

……あれ?

まっすーがいつも通りカントクちゃんにベタベタしてる。

 綴

いつも通りというか、いつも以上にというか。

でもやっぱり、真澄はこうじゃないとな。 

……めでたし、めでたし?