A3! 備忘録

基本的に自分用

SSR【風格】シトロン

 

 

レアリティ

属性

最大レベル

開花0:80

開花1:90

開花2:100

超開花:110

所属

キャラクター名 シトロン
カード名 風格
主演スキル ノブレス・オブリージュ
アドリブスキル

アルカイック・スマイル

バクステ シトロンのおまじない
ミニキャラ

開花前

開花後

ジュリアーノはワタシが5歳の時にやってきたヨ。

出会いガシラですっぽりイートされそうになったネ〜

 

初期値

1921

1525

1129

 

 

バクステを読む(1/3)

『シトロンのおまじない/1』

 

登場人物

監督(いづみ)



 

 

談話室

シトロン オー、出来たヨ!
シトロン ユキ、どうネ?
んー……まあ、結構いいんじゃない。
いづみ

うん、幸くんの作ってくれた衣装にも合いそう!

手伝ってくれてありがとう。

いづみ 明日の場当たりにも間に合いそうでよかった。
シトロン

エスニックアイテムならワタシの出番ネ。

任せてだヨ!

いづみ それにしてもこの小道具、手がこんでるね。
シトロン

ワタシ、故郷では伝統工芸の職人だったヨ。

コドウグ師匠のもとで修行を積んでいたネ。

意味わかんないから。
ほら、ちゃっちゃと手を動かす。
シトロン

オー、きびしいネ。

さすがユキ、MANKAIカンパニーのファッション裏番長だヨ。

誰が裏番長だ!

わけわかんないあだ名つけるな。

シトロン ユキの真似しただけヨ。
いづみ

シトロンくんのあだ名のセンスも独特だよね……。


ビロードウェイ

咲也 なんだか劇場に行くの、久しぶりな気がしますね。
真澄 他の組の公演は見てたけど。
まあ、前の公演から随分間も空いたしな。
シトロン 久しぶりの場当たり、ワクワクさんだネ!
雪の衣装も、相変わらずのクオリティだし。
いづみ

今回は幸くんに小道具も制作してもらったんです。

シトロンくんにも手伝ってもらいながら、色々と揃えました。

シトロン 期待してイイヨ。
シトロン ユキ&シトロン&カントクお手製のスペシャルアイテムだヨ!
いづみ そう、スペシャルアイテムーーあ。
どうしたの?
いづみ

ごめん。

その小道具、寮に忘れてきちゃった……。

シトロン なんてこったネ!
カントク、かくれんぼネ。
咲也 かくれんぼ?
それ、多分忘れん坊な。
いづみ

ほんとにごめん! 私、取りに戻るから、

みんなは先に劇場に向かってて。

真澄 俺も、アンタと一緒にーー。

はいはい、

真澄はこっちな。
じゃあ、先に行ってるっすね。
いづみ うん、すぐに戻るから。
気を付けて。
シトロン いってらっしゃいだヨー!

 

廊下

いづみ あった! この箱だよね。
いづみ

(って……こんなに重かったっけ。

やっぱり誰かに手伝いに来て貰えば良かったかも)

いづみ

(足元、よく見えないし……

階段、気をつけて下りないと)

   
いづみ あともうちょっとーー。
いづみ !?
   
いづみ いったー……!
いづみ って、やっちゃった。箱の中身が……。
シトロン ダイマだヨ!
シトロン ウッカリワスレモノーー。
シトロン ーーカントク!?
バクステを読む(2/3)

『シトロンのおまじない/2』

 

登場人物

監督(いづみ)

 

 

廊下

シトロン カントク!? どうしたネ!!
いづみ

あー……ちょっと踏み外しちゃって。

でも、大丈夫だから。

シトロン 大丈夫違うヨ。階段から落ちたネ?
いづみ え!?
シトロン カントク、談話室まで運ぶヨ。
いづみ シトロンくん、ほんとに平気だから!
シトロン ダメネ、手当てしないとだヨ!
いづみ で、でもこの格好って……!
いづみ (お姫様だっこ……だよね!?)
シトロン しっかりつかまるネ!
いづみ は、はい!
いづみ (外国ではこれが普通なのかな……)
シトロン 楽な姿勢で座るヨ。
シトロン どこか痛むとこないネ?
いづみ

本当に大丈夫。

数段踏み外しただけだから。

シトロン 嘘はだめだヨ。年賀してないネ?
いづみ ……捻挫ね。してないよ。
シトロン ーー隠すのダメ。隠してもすぐわかるヨ。
いづみ ーー。
いづみ その……実はちょっと、手、擦りむいてるかも。
シトロン オー……痛そうだヨ。
シトロン ちょっと待つネ、カントク。
   
シトロン

こないだムクがケガしたとき、オミが教えてくれたネ!

キュキュキュバコ!

いづみ 救急箱ね。
シトロン オー、ミステイク!
シトロン でも手当てはミスしないから大丈夫ヨ。
シトロン

キズのところ、キレイにするヨ。

痛みがあったら言うネ。

シトロン …………。
いづみ (シトロンくんって、何気ない所作が綺麗だな……)
シトロン バンソウコウ、貼るネ。
シトロン ……。
シトロン はい、出来たヨ。
いづみ ありがとう、シトロンくん。

 

シトロンくんの手、大きいね
いづみ

こうやってみて改めて思ったけど、

シトロンくんの手って大きいね。

シトロン そうネ? 普通だヨ。カントクの手が小さいネ。
シトロン ほら、こうして合わせてみるとわかるヨ。
シトロン

カントクの手は、ワタシの手より小さくて柔らかいダヨ。

綺麗なレディの手ネ。

シトロン ワタシ、カントクの手すごく好きネ。
いづみ あ、ありがとう?
シトロン どういたしましてダヨ!
優しいね
いづみ お疲れ様でした。

ありがとう。こうして監督さんにねぎらってもらえるなら

頑張った甲斐があったな。

いづみ

あ、そういえば、咲也くんとシトロンさんが、

至さん宛に置き手紙を書くって言ってました。

へー。

嬉しいけど、なんかそれ、俺がお父さんみたいだな。

いづみ それ、万里くんも言ってました。
子供を持った覚えはないんだけどな。

あ、でも。咲也たちが子供なら

起きて待っててくれた監督さんは俺の奥さんってとこ?

いづみ ーーからかわないでください。
照れてる、照れてる。

 

シトロン

あ、そうダヨ、カントク。

おまじないヨ!

いづみ おまじない?
シトロン

この前、オミがムクに言ったネ。

『開け、ゴマー!』って。

いづみ それ、違う呪文だと思う。
シトロン オー、間違えたネ!
シトロン 『ぷいぷいぽいぽい、痛いのぽいぽい』ネ!
いづみ それ、『痛いの痛いの飛んでいけ〜』じゃないの?
シトロン それダヨ!
いづみ

あはは。

でもシトロンくんのおかげで、痛いの飛んでいったかも。

シトロン ほんとネ?
シトロン でも、もうひとつ、我が国に伝わる治療法あるヨ。
いづみ ……治療法?
バクステを読む(3/3)

『シトロンのおまじない/3』

 

登場人物

監督(いづみ)

 

 

談話室

いづみ 治療法?
シトロン そうダヨ!
シトロン こうやってーー。
いづみ シ、シトロンくん!?
シトロン 痛みがなくなるように、傷に口づけてお祈りするヨ。
シトロン もう痛くないネ?
いづみ う、うん? そうかも……?
いづみ

(驚きすぎてそれどころじゃなかったけど……

ちょっとドキドキしちゃった)

シトロン 気をつけてネ。
シトロン カントクもレディーだから、麦茶しちゃダメだヨ。
いづみ

麦茶じゃなくて、無茶ね……。

うん、気をつけるよ。ありがとう。

シトロン 約束だヨ!

 

ビロードウェイ

いづみ

小道具も傷がないみたいでよかった。

派手に散らかしちゃったから、一瞬ひやっとしたけど……。

シトロン カントクのあと、着いていって正解だったヨ。
いづみ そういえばシトロンくんは、どうして寮に戻ってきたの?
シトロン カントクが心配だたネ。だから、すぐに後を追いかけたヨ。
いづみ そうだったんだ。わざわざありがとう。
シトロン レディを一人にするわけにはいかないヨ。
シトロン それと、忘れ物したネ。
いづみ うん、本来の目的は忘れ物ね。
シトロン 違うネ! カントクのことも心配したヨ。
いづみ

うそうそ、冗談だよ。実際、すごく助かったし。

小道具も持ってくれてありがとう。

シトロン

大丈夫ヨ。さっきも言ったネ?

カントク、無茶したらダメ。

シトロン

もっとワタシを頼っていいヨ。

荷物も持つネ。手当ても、手助けもするヨ。

いづみ ーーうん、ありがとう。
いづみ

(いつもは不思議なところが多いけど……

今日のシトロンくんは、何だか頼りになるかも)

 

客席

シトロン ただいまだヨー!
咲也 あ、カントク、シトロンさん!
いづみ 遅くなってごめんね。

大丈夫っすよ。

先に出来るとこから始めちゃってました。

真澄 アンタ、それーー。
いづみ え?
真澄 手。さっき、それしてなかった。
いづみ

あー……ちょっと擦りむいちゃっただけだから。

気にしないで。

ほんと、真澄は監督のことよく見てるな……。
シトロン カントク、小道具はここに置いていいネ?
いづみ うん、大丈夫。ありがとう。
咲也 わあ、結構いっぱいありますね。
咲也 重くなかったですか?
シトロン 平気ヨ。これでも筋肉あるネ。
シトロンが物担いでるイメージないから、新鮮だな。
シトロン 失礼ネ。ワタシ、力持ちヨ!
シトロン さっきもカントクのこと、プリンセスだっこしたダヨ。
真澄 !?
プリンセスだっこって……お姫様だっこのこと?

マジか。詳しく。

咲也 ど、どういうことですか……!?
いづみ えーと、ちょっと色々あって……。
監督が言い淀むってことは、マジなんすね。
シトロン プリンセス抱っこ、紳士のたしなみヨ〜。
シトロン 我が国デハ、幼い頃からプリンセス抱っこの授業あるネ。
うそつけ!
真澄 許さない。
真澄が嫉妬の炎に燃えてる。
シトロン でもカントク、軽かったから抱っこラクラクだったヨ。
真澄 俺もやる。
いづみ しなくていいから!
咲也

お姫様だっこ……オレもできるかなあ。

シトロン サクヤにプリンセス抱っこの極意をデンジュするネ!
咲也 ほんとうですか?
咲也 お願いしますっ!
真澄

監督は俺が担ぐ。

だから、アンタらは至でも担いでろ。

マジか。
じゃあシトロン、おね。
シトロン

任せるネ! プリンセス抱っこマスターのワタシなら

イタルもちょちょいのちょいだヨ。

いやいや、そんな絵面、誰も見たくないから!